VLANの作成
VLANの作成
1. 概要
VLAN の作成や削除、IP アドレスの変更等を行うページです。
2. トップページ
VLAN の作成のトップページです。
2.1. VLANの一覧
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定義されている VLAN の情報が表示されます
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IPv4 プライマリーアドレスは、太字で表示されます。
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1 ページの最大表示数は 20 個です。
や
を押したり、数値を入力することでページの切り替えができます
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ソートスイッチを押すと、各項目でソートすることができます
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「新規」ボタンを押すと、VLAN の新規作成を行うページが表示されます
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「設定」ボタンを押すと、選択した VLAN の設定変更を行うページが表示されます
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「削除」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックを入れたすべての VLAN が削除されます
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以下の VLAN は削除することができません
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デフォルト VLAN ( VLAN ID = 1 )
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プライベート VLAN
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VLAN はデフォルト VLAN ( VLAN ID = 1 ) を含めて最大 256 個まで作成することができます
3. VLAN の設定ページ
VLAN の新規作成や、定義済みの VLAN の設定変更を行うページです。
設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。
確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。
3.1. VLANの設定
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VLAN ID
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新規作成時、設定する VLAN ID を、有効な範囲 ( 2 〜 4094 ) から入力します
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初期値として、未登録の VLAN ID のうち最も小さい ID が入っています
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登録済みの VLAN ID を入力した場合は、設定変更として扱われます
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設定変更時は、VLAN ID を変更することはできません
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名前
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VLAN の名称を、32 文字以内の半角英数字と半角記号で設定します
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デフォルト VLAN ( VLAN ID = 1 ) は、名称を変更することはできません
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空白文字と "?" は、VLAN の名称に使用することはできません
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フレーム転送
フレーム転送を以下の項目から選択します。
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フレーム転送を有効にする
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フレーム転送を無効にする
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デフォルト VLAN ( VLAN ID = 1 ) は、フレーム転送を無効にできません
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IPv4 アドレス
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IPv4 アドレスは、1 つの VLAN にプライマリーアドレスを 1 個、セカンダリ―アドレスを 4 個まで設定できます
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これらのアドレスは、システム全体で最大 8 個まで設定できます
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本項目は、フレーム転送が有効な VLAN のみ設定することができます
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各アドレスは以下のように設定します
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プライマリーアドレス
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IP アドレスの設定を以下の項目から選択します
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設定しない
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DHCP で自動的に取得する
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自動取得できなかった時にリンクローカルアドレスを設定する にチェックを入れると Auto IP 機能が有効になります
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Auto IP 機能は、1 つの VLAN でのみ有効できます
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スタックポートで Auto IP を使う設定の場合、本項目は選択できません
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DHCP サーバーへ通知するホスト名を設定できます
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固定の IP アドレスを設定する
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IP アドレスとサブネットマスクを入力します
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IP アドレスについての説明や注意書きなどをラベルとして設定できます
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DHCP で自動的に取得する または 固定の IP アドレスを設定する を選択した場合、設定する VLAN に対して各種サーバーの設定が以下のように変更されます
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VLAN インターフェースから HTTP サーバーと TELNET サーバーへアクセス可能になります(SSH サーバーと TFTP サーバーへアクセスできるようにするには、別途、設定が必要です)
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サーバーにアクセス可能な VLAN インターフェースが既に 8 件登録されているサーバーの設定は変更されません
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セカンダリ―アドレス
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表中にある以下の設定を入力します
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アドレス
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IP アドレスとサブネットマスクを入力します
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ラベル
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IP アドレスについての説明や注意書きなどをラベルとして設定できます
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アイコンを押すことで設定フォームを追加することができます
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「削除」ボタンを押すことで設定フォームを削除することができます
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IPv6 アドレス
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IPv6 アドレスは、1 つの VLAN にグローバルアドレスを 5 個、リンクローカルアドレスを 1 個まで設定できます
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これらのアドレスは、システム全体で最大 8 個まで設定できます
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スタック機能が有効な場合、IPv6 アドレスを設定することができません
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IPv6 アドレスの有効にするか否かを以下の項目から選択します
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IPv6 を無効にする
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IPv6 を有効にする
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IPv6 を有効にする を選択した場合、設定する VLAN に対して各種サーバーの設定が以下のように変更されます
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VLAN インターフェースから HTTP サーバーと TELNET サーバーへアクセス可能になります(SSH サーバーと TFTP サーバーへアクセスできるようにするには、別途、設定が必要です)
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サーバーにアクセス可能な VLAN インターフェースが既に 8 件登録されているサーバーの設定は変更されません
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各アドレスは以下のように設定します
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グローバルアドレス
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表中にある以下の設定を入力します
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アドレス
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以下の項目から選択します
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RA で自動取得
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アドレス指定
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アドレス指定 (DHCPv6-PD)
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DHCPv6 で自動取得
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RA で自動取得 を選択した場合、DHCPv6 ステートレスで動作させるかどうかを選択できます
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アドレス指定 を選択した場合、以下の項目を入力します
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アドレス
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IP アドレスとサブネットマスクを入力します
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アドレス指定 (DHCPv6-PD) を選択した場合、以下の項目を入力します
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プレフィックス名
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DHCPv6-PD クライアント機能で設定されているプレフィックス名から選択できます
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下位アドレス
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DHCPv6-PD クライアントで取得したプレフィックスに対して、下位 (残り) の部分を設定します
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DHCPv6-PD クライアントで取得したプレフィックス部分に対しては、「0」を指定する必要があります
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IP アドレスとサブネットマスクを入力します
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設定上の注意
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グローバルアドレスに「RA で自動取得」と「DHCPv6 で自動取得」は同時に指定できません
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アイコンを押すことで設定フォームを追加することができます
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「削除」ボタンを押すことで設定フォームを削除することができます
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リンクローカルアドレス
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IP アドレスを入力します
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DHCPv6-PD クライアント機能
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DHCPv6-PD クライアント機能を有効化し、プレフィックスの割り当てを要求するように設定できます
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機器全体で、最大 8 つのインターフェースまで有効化できます
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有効にする場合、プレフィックス名を入力します
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プレフィックス名とは、DHCPv6 クライアントで割り当てられたプレフィックスに付ける名前のことです
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半角英数字とドット (.)、ハイフン (-)、アンダーバー (_) を使用できます
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最大 32 文字まで設定できます
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設定上の注意
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IPv6 が無効の場合設定できません
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スタック機能が有効な場合、DHCPv6-PD クライアント機能を設定することができません
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グローバルアドレスに「RA で自動取得 (DHCPv6 ステートレス有効)」または「DHCPv6 で自動取得」の設定を含む場合、DHCPv6-PD クライアント機能は有効にできません
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MTU
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VLAN インターフェースから送信可能なパケット長の最大値 (MTU 値) を設定します
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機器全体で、初期値を除いて最大 7 つまで異なる値を設定できます
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MTU の入力範囲は以下のとおりです
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IPv6 を無効にする場合 68 - 9216
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IPv6 を有効にする場合 1280 - 9216
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MTU を変更する場合は MRU をあわせて調整してください。受信したフレームが MRU のサイズを超えていた場合、そのフレームは転送されずに破棄されます
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